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2012.05.01 Tuesday

「日本は不気味じゃのう・・・」



5月1日、不思議に楽しい尾道から島根へ向かう。

「私事ですが、日本に暮らすということは非常に多くのストレスに耐えるということ。

中でも一番困るのは、何でも自由に食べれないということ。
うかつにコンビニ弁当でも食おうものなら薬や化学調味料で舌はピリピリ、その不快さは食事と呼べるものではない。さらに昨今は、何がどの程度の放射能に汚染されているのか分からないのだから不条理に恐ろしい。

次に困るのは、紙で拭かなければいけないトイレのスタイル。
ウォシュレットがあれば代用できるが、できればマンディしてさっぱりしたい。

食べて出すという生物としてのもっとも基本的行為から自由と快適さが奪われているのだから、
こんなところにがまんして生存する必要はないと思うのだが、慣れるというすばらしい機能が生物には備わっている。

特に日本人は耐えたり忘れるのも得意なようだ。

しかし、非常に多くの不条理に耐えて得られる代償は何もないから不条の理はさらに加速する。

どんどん加速して何かおもしろい事に出会えるかというと、そこには狂気が待っているだけ。

そんな狂った世界に舞い戻る唯一の理由は、自分が日本人だということだけだ。

寒山拾得のような風狂のバケモノにもなれず、日本人の魂とこれからどう付き合っていこうか?」

と、考えながら車を運転し尾道と島根の中間地点にある広島の山小屋に到着すると前の畑に電波塔が建っていた。

「びっくりじゃ!いい水が出るすばらしい場所じゃったが・・・もう住めんのう・・・これからは、山菜や茗荷の採集地だけじゃのう」

晩飯の山菜コゴミ(草蘇鉄)を収穫し、パサール満月海岸に着くといつものように廃墟。
この冬、謎の強風が全国で吹き荒れたそうで尾道の天空カフェの大木は倒れ、島根のはちみつcafeの屋根は飛んでいた。





「日本は不気味じゃのう・・・」





そして、パサール前の海は護岸工事、人口リーフ、砂ならしの大工事。
この景色は山口・上関の原発建設現場にどこか似ている。中電がやりたいことはここならできる。





「やれんのう・・・スピアフィッシングできんで、こりゃー今年は食糧難じゃのう・・・」

とりあえず最悪の事態は考えないようにするが、ため息ばかり出る。
そして、三日間の強風と雨。

「寒いのー」

大型船が三隅の火力発電所へ入港できるようパサール満月海岸沖の海底砂を採り堤防下から埋め立てている。工事名目は砂ならし、護岸工事、人工リーフという表看板。大型船入港うんぬん一切説明なし。僕には大型瓦礫運搬船の入港と原発用地埋め立て工事に見えてしょうがない。上関の現場の匂いがするからね。誰も反対している様子はないけど島根県と浜田市は、瓦礫を受け入れ三隅火力発電所で燃やし放射能を海へ山へと拡散する予定じゃないのか?やましいことしているからテロ対策中でしょ。抗議活動は全てテロとみなされる世の中だからね。

そんな不安を駆り立てるこの国はもうだめだな。




















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